お客様の声

前田様 大田区

2011年4月設置 2.76kwシステム 環境保全効果 8.28坪分


保護犬一時預かりのボランティア

今回のエコステーションの方は、動物愛護相談センターで保護された犬を助け出す保護団体「ドッグシェルター」から、里親が見つかるまで一時預かりのボランティアをされている前田様です。
日本全国で毎年数十万頭もの犬や猫が動物愛護相談センターに収容され、ガスによる殺処分になっています。収容される原因は迷子の他、無責任な飼い主による放棄、虐待などです。放棄理由の多くは、引っ越し先がペット不可、離婚等でどちらも犬を引き取れない、手がかかりすぎて飼いきれない、犬が高齢になり面倒を見られないなどだそうです。
ドッグシェルターは、殺処分になる期限となったそんな犬を引き取り、温かな家庭で終生幸せに暮らすことができるように、新しい家族を募集している団体です。


「もともとゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーを飼っていました。ラブは盲導犬のパピーウォーカーとしてお預かりして送り出しましたが、音に反応するため不適合ということですぐ戻され、うちで引き取りました。16歳で亡くなり、『もう大型犬は年齢的に無理だね。』と話していました。そんな時インターネットでドッグシェルターの存在を知りました。」
「2011年の震災後からですが、大型犬の飼育に慣れているという事で、福島の被災犬ゴールデンをお預かりしました。里親も見つかり先日会いに行ったんですよ。向こうの家族にも慣れ、幸せな生活を送っていたのでよかったなと思いました。今お預かりしているのが、ミックスのトンスケです。とてもおとなしい子で、孫にしっぽを握られても吠えません(笑)。人にも犬にも慣れているので、かわいがられていたんでしょうね。


ドッグシェルターでは、動物愛護相談センターから保護犬を引き取る前に、その犬がどのようなご家庭に向いているかを判断し、家族、犬の双方にとって良いマッチングにするため家庭犬の適正(主に性格・行動・健康面)を見るそうです。引き取った犬たちはトリミング、避妊去勢手術やワクチン接種などの必要な医療行為を行ったあと、スタッフ宅で2週間保護観察をします。この間に犬の性格や家の中での癖、好きな事や苦手な事の観察、ハウストレーニングを施し、前田様のような一時預かり家庭に託すとのことです。
一度は居場所がなくなり、殺処分となるところを引き出した犬達なので、同じようなことはさせたくないという理由から、里親にもある程度の基準を設けているようです。
「最近はテレビなどでも保護犬のことを取り上げられることも有り、認知度も高まってきたようでどうせ飼うなら保護犬を、と里親になられる方も多いようです。小型犬の方が早く里親が見つかり、早い子ですと1ヶ月位で新しい家族に引き取られていきます。このボランティアを始めて今のトンスケが14頭目です。


一時預かりといえども数か月飼うと、情が湧き手放すのがつらくなるのでは?という愚問にも「寂しい思いはあっても、新しい家族のところで幸せになってくれる、また次の子をセンターから出して助けてあげられる、という思いのほうが強いですね。」とおっしゃったのが、とても印象に残りました。
「いずれ里親にもらわれていくことが前提なので、あまり猫かわいがりしないように、食べるものも決められたものしかあげないようにしています。一人でも寝られるようにと夜はクレートの中で寝かせていますし、短い期間とはいえ責任があるので気を使いますね。」
ドッグシェルターでは現在2人のスタッフがおり、寄付金や犬をモチーフにしたTシャツなどの売り上げで運営されているようです。一頭でも多くの犬を救いたいという思いで、運営されていますが前田様のようにその手助けができれば、と一時預かりのボランティアをされている方が数人いらっしゃるとのことです。
安心しきった顔で前田様に寄り添っているトンスケ君を見ていると、本当に助かってよかった、と思うと同時に飼い主は最後を看取るまで責任を持って飼ってほしいと強く思いました。

太陽光発電は大震災の直後、電気の大切さを実感されたとのことで、設置していただきました。「孫が生まれてから特に思うようになりましたが、原発が稼働しない、戦争もないような平和な時代がずっと続いてほしいですね。」 環境に優しい太陽光発電を、もっと増やしていけたらいいなと改めて感じました。。


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